2009年のカウントダウン
今年も色々な出来事があり後半月足らずで新年です。考えて見れば多くの課題がありどれだけの事が出来たのか自己批判の思いも少なくありませんが、それでも寿命のカウントダウンが始まっている事を考えれば我ながら今年の歳月に感謝でしょう。
本当はそれではいけないのだけれど健康で何かを不自由しながらも、想いのままに生きれる事は何物にも代えがたい財産でしょう。願わくばこれから始まる65からの生き方が幸多からん事を祈るばかりです。(もう始まっているし、それ程の物でもない事は決まっている)
どんなにジタバタした処で何も変わる訳も無し。そんな事よりも些細な事でも己の足跡が残せたら充分かもしれない。長い間見失っていた三年先の自分の生き方、その事を考えなければ、今より惨めな生き方しか出来ないだろう。
何も自分だけの事ではない。景気の先行きが不透明になり口先ばかりの人間が多くなれば生活は厳しくなる事が必然の事となる。その事を自覚して小さな事でも馬鹿にしなければその差は大きくなる。国や行政に何かを求める前に自分に出来る事、それをやるしかない。
デフレスパイラルと言われてもわからんだろうが、働いて手に出来る報酬が少なくなれば高い着物は買えない。安物買いの銭失いと言われたが今はそうでもないらしい。親父はそうは思わないけれど失業者とその予備軍がこれだけ多くなれば、それも仕方のない事かも知れない。良い物を安く、昔、言われた事が今、又問われている。
生産者、製造者、サービス業者の生活が豊かにならなければ、国にどれだけの財政援助を求めても景気の回復は難しい。その事は分かっている様で分かっていない。安ければ安い方が良いと思ってもアンタの給料はそれでも良いのかい?
それと同じ事を国際レベルの会議でも行われている。経済先進国と発展途上国の対立。その原因を造ったのは利害の対立。損得を削減目標に重ねれば話し合いには為らない。資金援助なんか止めろ。資金援助ではなく技術援助でなければ意味が無い。
まあ、そんな事を言った処で今年も終わる。来年は長いトンネルを抜けアルプスを見る長年の夢を適えられるだろうか?親父は外国は香港しか知らない。狭い島国のこの国では知らない世界は近くで遠い。
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