« 今年の寒さ対策 通販で蓋つきのフライパン注文 どないだろう? | トップページ | 小春日和(Indian、summer) 木枯らしの時は何時? »

2009年12月 1日 (火)

師走の時 1年締め括りの月 山形のキムチだしを始めて手にする

何処かのノーベル賞受賞者の学者が科学技術の予算を削る事は将来の批判に耐えられないと声高に叫んでいたが、今、沖縄返還時の密約が問われている。学者に言われるまでも無くこの国の為政者は国民の意思を捻じ曲げてでも、国益の為には為す事があると言い続けて来た。その事を引き合いに出す迄もなく政治家や学者先生が考える事はその程度だろう。将来の為、国益の為ではなく自分達の利害の為とは言えなかった事がこれから問われる。尤もらしい事を言いながら事実を覆い隠してきた証言をした当事者に何と語れるのだろう。それとも知らないと言い続けて老いぼれるのだろうか?

今日から師走。昔、師と呼ばれた人も走るほどに慌ただしかったからだとか。しかし、この語源もまことしやかに言われるが定かではない。それくらい昔から歳の暮は何かと忙しかったのだろう。親父の若かった頃?この言葉には実感がこもっていたが、この歳になると何故かあの頃の浮き立つ思いは無い。あの頃は故郷の風景と父母、弟の姿が重なっていた。

今は如何だろう?なんか淡淡としている。沸き立つ思いも激情の高ぶりも無い。そんな一月になるのかと思いきや、政府はようやく政権交代の真価を問われている。どうだっていいと開き直った思いも無いがなんか違うと思うのは期待の思いが強かったからか?

デフレ対策、円高対策、株価対策とわめいている言葉すら問題の本質を突き崩しては居ない。政治家の景気対策は当事者になると野党で批判していた時とは大きく違う。その結果、前政権と変わらない金融政策、いくら金融緩和を日銀にさせた処でdeflation(デフレーション)の流れを変えられなかった教訓を生かせない。

少し難しい話になるがアメリカの通貨が世界の基軸通貨であった時代は長い。今でもアメリカの経済は世界ナンバーワンであり、ドルの信頼度が下がったとはいえ替わりの通貨は無い。アメリカもその事は充分認識している。だからしばらくはドルが円に対して下がっても国内の財政悪化に眼をつぶるしかないのだろう。円は間違いなくまだ下がる。

この国の政治家と経済界の悲鳴が大きくても、為す術は無い。あるとすればこれからの国の経済の在り方をどうするのか施策を明快にして国民に問う事だろう。円安対策で無く通貨の対策。それが無ければ前政権と何も変わらない。

株価対策も同じだろう。親父の様な年寄りが将来の生活に不安を持っていたら、カネは使わないだろう。年寄りだけでなく働き盛りでも貧乏人が多くなれば景気が良くなる訳が無い。景気が悪ければ株価も同じだろう。違う?外人投資家と国内大手の投資家が様子を見ている?同じだよ。株式市場が活性化するのも個人投資家の活力が無ければ難しい。

今夜の食材をなんとなく眺めている時(なんか美味い物あるかな?)、キムチのだしを眼にする。キムチではない山形の食材。キムチの細切れ?ちょと違う。豆腐に掛けて、ご飯と混ぜてのキャッチフレーズに惹かれる。味はそのままでビールのつまみになる。豆腐に合いそう。

|

« 今年の寒さ対策 通販で蓋つきのフライパン注文 どないだろう? | トップページ | 小春日和(Indian、summer) 木枯らしの時は何時? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 今年の寒さ対策 通販で蓋つきのフライパン注文 どないだろう? | トップページ | 小春日和(Indian、summer) 木枯らしの時は何時? »