バラが咲いた バラが咲いた 真っ赤なバラが咲いた
仕事場横の芝生の先に薔薇の花
誰の眼にふれるともなく密やかに
秘めやかに美しさを主張している。
バラには美しさと細い幹にトゲがある。
人の世も同じだろう。
きれい事だけでは済まないこの世の
習い(ならい)。
政治と金の問題とかこの世の矛盾を
尤もらしく語る自己満足。
この写真を見ていると、そんな事は
全く考えられない。ビュゥティフル。
この美しさは何だろう?
バラ園ではなく。フェンスの金網に
寄り添っている。自分の美しさとは
一体何だろう?醜さを気にしたり自分
らしさを見せられなくても、このバラは
何も気にせず、何も主張していない。
この花の美しさとは本来、かく在るべき
かもしれない。
真紅と純白、いずれも本来は汚れと
汚れ(けがれ)の無い物だから。
私は鑑賞用ではなく、フェンスの飾り。
それだけで充分です。
もうすぐ花びらを落とせば、季節は
初夏です。
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