5月になれば少しは変わるのだろうか?景況感
先日の夜の経済ニュースで懐かしい街とシャッター通りを目にする。しかし、そのニュースには輝きが有った。間違いなく光の原石。これから賢人の先見の明で活力が見いだせるのだろうか?親父が幼い君達と何度も行った街。思いでの街は日本全国何処にも在る寂れた商店街となっていた。町の名は磐田。この字を読める人は漢字力のある人だろう。
イヤイヤ、サッカーファンなら知っている。そうです。ジュビロ磐田。岩田なら読めてもこの同名は読めない人が多い。親父が大阪から浜松に転勤したのは32の時。その頃のこの街は活気に溢れ、君が御世話になった耳鼻科もこの商店街の中心に合った。
経済ニュースによれば、この街の北を走る東名高速のインター(そんなの在った?)出口の前に大型のショッピングセンターが来月オープンするとか。それがどうして全国ニュースになるの?それだけ関係者の注目を浴びている。
このお店は今までは関東と関西にしか無く、地方都市(とは言えないよね)は始めてとか。しかもインターの出口は立地条件が珍しい。このお店が成功すると今後の展開が面白いとか。そう言われても凡人には分からないが、この企画の責任者には成功体験しか見えて居ないのだろう。其処が凄い。景気対策を政府に求める前に自分達に出来る企画、それが先取りされている。間違いなく今後に大きなインパクトを与えるに違いない。
今、都市の大型ショッピングモールが不況の波をものともしていない。大阪も例外ではない。しかし、全てがそうではない。良く見ると本当に何が売れるのか?何が求められているのか?何をしなければお客の購買意欲を引き出せないのか?よく分析され見直しがされている。そうでなければ賢い消費者の関心を引き続ける事は出来ない。
磐田のお店も中心地とは離れている。駅前から国道迄の綺麗だった商店街も当時の面影は無かった。閑散として廃業に追い込まれた商店主は、車社会の時代の流れを主たる要因としていたが、それだけではないだろう。磐田は旧東海道見付の宿であり見るべき文化遺産も少なくない。5月に出来るお店にはレンタルで安く利用できる電動自転車を用意するとか。
そんなもんで何も変わらないと思うか、思わないかそれは如何でも良い。大事な事はその企画力、何の役に立たなくても宣伝効果だけでも充分だろう。多くの無駄使いをさせながら尤もらしいコメントをしているコメンテーターより、地域と景気に大きな影響を与えるだろう。
景気の下支えと言うには余りにひどい税金の無駄使い。その代償は余りに大きい事に多くの人は気づいていない。近く行われる選挙で何も変わらない気がする。それだけの問題認識が官僚と政府与党にあれば、改革の思い等、ちゃんちゃらおかしいのかも知れない。
いくらなんでもそれは無いだろうと思っていたが、先の選挙で問われた官から民への動きなど何処かに行っても、そんな事は如何でも良いのだろう。消費者庁?消費者の為に何かが出来ると思っているのでは無く、パフォーマンスとしか思っていない。それ位分からないのだろうか?間違いなく官僚に出来る事はその程度だろう。間違い?では期待して下さい。
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