昨日あんなに暖かかったのに、今日はチョト寒い。
三寒四温。音感の良い四文字熟語ですが、最近は余り聞かない。この頃の若者と成人は何と言ってるのだろうか?親父の愚痴に為るが最近耳触りの良くない言葉が多い。おそらく季節の言葉は余り口にせず、人の気配など気にしていないのだろう。嫌だにぃ。(何処の言葉だ)。静岡だに。故郷大分県南ではもっと生々しい。「うんだーいや」・・・おい何処踏んだ。
冗談はそれ位にして今年ももうすぐ春です。どんなに顔をしかめて寒いとか雨だとか温暖化とか、もったい付けた処でお天道様は気まぐれです。最近、どうでも良い事に老い先短い歳月を費やす元気が失せています。まだそんな年ではないと言われても、眼に映る風景は田舎の原風景です。そんなもんに価値が無いと言われても、人は何時かは土に戻るのだから。どんなにわがもの顔で生きていたとしても、人の存在感はその程度の物です。
昨日は睡眠不足でくたばっていたけれど、今日は楽しい事がありました。阿吽の呼吸と言っても分からないかも知れないが、気配りをせず想いのままに言葉を重ねられる人には、なかなか出会う事が出来ない。それが4人も出会えただけで本当にラッキーでした。
その二人とはこれからも会えるけれど、あとの二人とは会える事はないかも。あるかな?多くの人との出会いがその場限りでも、その人の魅力は失われないだろう。そんな生き方をしなければいけない。本当の話し上手は聞き上手であると言わるが、その条件は実は厳しい事を最近痛感する。聞きだすだけではなくどう対応できるかが、問われている事を理解できるのは理屈では駄目である。理屈抜きでどれだけ聞く耳が持てるかである。
そんな感性の持ち主は少ない。それ故に無常の親近感と親しみを感じる矛盾も、否定してはならない。人の面白さと不可思議はそんな処にも在るのかもしれない。
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