近くの川に行く。雨上がりの休日。久しぶりに天竜川を思い出す。
静岡の天竜川、富士川には比べ物にならないが、懐かしい風景。親父が大阪で見た最初の川は淀川。堤防はコンクリートで固められていた。川の流れも清流の面影はなかった。
この川も一級河川。でも水の流れは小川の流れ。梅雨の時には川幅一杯の流れと成るのだろう。でもこの川はこれからの散歩コースになりそう。気持ちが洗われそう。
帰りに意外な鎮守の森を発見。八坂神社。治水、農耕、林業の守護神、厄除けの神社。
古来早苗の森と呼称されたと言う。こんな鎮守の森は規模は違うが全国各地に合った。
本殿は978年建立。1610年織田信長の伊丹城攻略の兵火で焼失。この本殿は慶長15年に再建されている。こんな立派な神社も今はひっそりと息を潜めている。
「千早振る、神田の村の稲なれば、月日とともに久しかるべし」読み人、大江匡房
たあかく伸びる銀杏の様に元気で行こう。アーァ、5年梅、伸びるクラスだー。これは親父が小学校5年の時、担任の厳しい先生と作詞したクラスの歌。日の目をみることはなかった。
その小学校は統合され銀杏の木も今は無い。この大木は雌と雄の1対。これから何時までも見れると思うと嬉しかった。
この地に住んで6年。そんなに遠くなくても生活圏から外れると、知らない所も少なくない事を思い知る。近くを少し歩いて見るとこんな発見が在るとは、知る由もなかった。
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