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2008年6月16日 (月)

大阪は梅雨の晴れ間?明日も暑い

「暑いね」「たまらないね」明日は1月先の天気になりそう。しかし親父は九州生まれ、寒いより暑い方が強い。昨年の寒さも股引もはかず風邪も引かなかった。今年の夏は如何だろう?昨年より間違いなく暑い夏、温暖化とか季節変動とか言葉を越えた暑い夏。今年の夏は何を教えて呉れるだろう?通り魔ではなく間抜け、腰抜け、地震の災難は人事ではない。

昨日も酔っぱらいが居た。以前、警察の手間を掛けた御同輩。今回は怪我もなく店外に出すが夜半の雨、帰宅する事無くいじけていた。「酒は飲んでも飲まれちゃ為らぬ。それが男と言う者さ。」親父は酒は飲めないから気持ちは分からない。しかし、ほってはおけず結局お巡りさんの御世話となる。

今日はお休み。隣の住民も最近失業したのだろう朝から煩い。お昼過ぎ洗濯済ませて夕方から靴を買いに出掛ける。今年の始め気合いを入れて買った靴も左の親指と付け根の位置が凹む。靴底の外ではなく内側が凹む。原因はメイドインChinaの靴床の材質。ウレタン。靴の修理屋さんから鼻先で笑われる。「中敷きを変えなさい」変えても一時も持たない。

日本製の足に優しい靴は何処に行ったのだろう?これから年寄りが多くなり足の健康が問われる。歩く事は交通の便利さに反比例して減っている。多くの現在人は健康で文化的な生活を失い、その代償の大きさにこれから多くのツケを払わなければならない。その事を今、痛感している。

足の事を考えると靴底はコルクが良い。ウレタンでは半年しか持たなければその思いを強くする。今回も高い靴は買えなかった。この仕事は歩く事と立つ事、それの勝負だから靴は思い入れを強くしなければならない。この靴は意外にフィットした。それでもすぐ凹むかも?

大阪の財務大臣会議が物々しい警備とは裏腹に、予想通りの成果?。来月の洞爺湖サミットも同じだろう。政治が何かをやるには主権者の後押しがなければ出来ない。その事を当分思い知ることだろう。アメリカのドルが今、戻しているがその根拠は政治家の思惑。実態のない経済は強くはならない。その事を思い知るには政局と同様、暫くの時が掛かるのかもしれない。その事をひしひしと感じているのは国民の多くである事を見失ってはならない。

政府の経済見通しも円レートも株式市場すら、これからのインフレの重さを軽視していると思われる。インフレの進行と景気の後退。この国はその事を余り経験していない。物の価格が上がり収入が増えなければ消費は低迷しかない。生活不安と社会不安。人は何の為に生きるのか?その答えを明確に出来ない人が多くなれば社会の活力も見えてこない。

「貧乏人は麦飯を食え」池田隼人元総理大臣が言った言葉は、今こそ噛み締めてみる必要が在る。身の丈に合った生活をしなければ再びの苦汁を口にしなければならない。咽喉元過ぎれば、熱さ忘れる事は無くても歴史に学ぶ事は痛感する。

歴史は繰り返されると言われる割には、歴史を知らない。楽観的な人が多いのはこの国の特徴かも知れない。英エコノミストビル・エモット氏の中国、インド、日本の大戦略を読むとその事を痛感する。知らない事が多過ぎる。分からない事が多すぎる。その事を感じれば景気が悪いのは必然かも知れない。

反面、景気は天候、人の思惑に大きく左右される。この仕事を始めて雨の影響の大きさを知る。今年の梅雨は出足からその影響が少ない。雨が少ないと水不足が心配されるが今の処その心配もない。先日の父の日イベントも終わりこれからはお中元か?

技有り、日本の底力。これは親父が見ている経済番組の1つだが、個人も会社も地域も国も同じかも知れない。どんな些細な事でも人に負けない底力。それが自然な心使いだろう。色々な人がいる。どんな人にも対応できる自然体。それが本当のサービスかもしれない。

アメリカの証券大手の決算発表が始まる。予想以上の経済損失?予想以下ではあるまい。それでもドル高は進むのだろうか?ヨーロッパのインフレは進行している。この国も石油の値上がりに歯止めが掛からなければ、景気の足が止まるかもしれない。

ではでは講釈はこれ位にして、暑さに負けない爽やかな仕事を心掛けて生きて行きます。人は人に支えられ生きている。人の力は有限でも無限でも無い。学習する心がけと汗の量を惜しまなければ成長の足跡を実感できる。そんな些細な事に喜びと感謝の心を重ねよう。

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