お見送り、ありがとう。しおりちゃん
今年度の住民税の通知が先週来た。大幅減額にラッキーと思いながらよく考えてみると複雑な気持。期別(3月分)の金額が約半減の17000円。月にして6000円弱。昨年は12000円だった。半減の原因は収入が減ったから。前のブログにも書いたが税金支払いの為職を求めても8ヶ月失業した。1月分の補てんがなければ70万の収入減。その結果です。
これも前のブログに書いたが7月には国民健康保険料の確定通知があり、支払いが始まる。昨年度と異なり今年度は4~6月の暫定金額の支払いが無いので、年間保険料が12分割から9分割となる。前年度の収入減で親父の場合、支払い額は減るがこれも手放しでは喜べない。後期高齢者の保険料が問題となっても税金と保険料の負担の重さは、何故か問題にされていないのは何故だろう?
今読んでいるイギリスのエコノミスト元編集長、ビル・エモット氏の言葉を借りるまでもなくこの国の財政再建は、無駄の排除と消費税のアップしかないだろう。どちらも出来ずに問題の先送りを続ければ、この国だけでなく世界の経済の混迷は一進一退だろう。
皮肉な事に明日大阪でG8の財務大臣会議が行われる。何が話し合われ何が変わるのだろう?各国の昨今の深刻な石油高騰、食糧高騰、物価上昇に歯止めは掛けられない。協調、支援、他にどんな言葉が在るのだろう。
しおりちゃんとは市役所のロビー出口の水槽の前で出会う。近くを流れる川魚が勢い良く泳いでいた。親父が子供の頃の川魚とはちょっと違って名前が分からない。それでも親父と幼い女の子は飽くなき思いで小魚をガラスの上から指さしていた。歳を重ねた親父と2歳足らずの子供は警戒感を捨て、通じない言葉とは裏腹に話しかけていた。
知らない人が見たら爺ちゃんと孫。親父は窓口で用事をしているママの姿を確認しながら相槌(あいづち)を打っていた。人を見たら泥棒と思え。優しい顔をしている見知らぬおっちゃんに近かづくな。しおりちゃんにもママにもそれがなく、それが心配だった。見守り。幼い子供と年老いた人。これからの行政に求められる事。その事を図らずも体験する。
用事を済ませてロビーに戻ると、幼子はまだ手続きの続きをしているママのスカートを、しっかり握っていた。頭をなでながらママの手を離すなよと諭す。市役所の外で自転車の鍵を外してふと中に目をやると幼子とママが手を振っていた。「病気すんなよ、怪我すんなよ、誘拐されるなよ」。笑いながら声を掛けるとその時には視界から離れていた。
プレゼンテーションお疲れでした。親馬鹿でさすがに気にしていたが仕事は休み。最近は仕事でもお休みでも起きるのはお昼のニュースの時です。昨今のテレビ放送は一人暮らしの親父の生活にはバックグランドミュージックです。もうすぐデジタル放送の時代ですがもっと多チャンネルにならないと意味がないかも。ニュースとドキュメンタル、映画とクラッシック音楽が見聞き出来たら満足かも。
今日から日曜日迄仕事。梅雨の合間の好い天気が続きそうで暑い毎日になりそうです。今年は週末になると毎週雨に泣かされていますが、今週はその心配もなさそうです。仕事はまだまだです。それでも大分変って来た事は実感しています。まだまだ慢心する事無く謙虚で行きます。昨夜、テレビで人の心臓の動きを見ていたら、急にドキドキしていました。人間の生命力の偉大さと果敢なさ。もっと生きる事の重さを感じないといけないかも知れません。
では又。「アジア三国志」の感想はまたにします。内容が難しくてまだ半分も読んでいません。新調した老眼鏡の度数を上げないとアカンかも。掛かり付けの眼科の女医さんに笑われるかも。文字が小さくて読みにくい。兄貴も忙しそうです。体に気を付けて下さい。
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