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2008年3月21日 (金)

春の雨、春の嵐 そして4月

一昨日は春の雨、今日は強風。仕事は休みだったが洗濯物も自転車もなぎ倒されていた。春の訪れを告げる魚の漁(りょう)も海が荒れて、なかなからしい。「春の海、終日(ひねもす)のたりのたりかな」 蕪村?とは行かぬらしい。

今週はアメリカの金融不安が公的資金の保証?があり一段落している。東京株式市場の株価も反発して3日上昇している。それでも株価は大きく落ち込み日本経済に与える影響は大きい。円高、原油高も心配されている。今週の天気の変動は嵐の前の静けさだろう。

今月も後10日。実質的には5,6日しかない。この間に当面の課題(暫定揮発油税)の解決は困難だろう。政府、与党がどんな切り札を用意しているのか分からないが、来月の混乱の責任はこれから問われるだろう。福田総理の政治的、経済的責任は計り知れない。

明日から甲子園では春の選抜が始まる、「春はセンバツから」と関西では言われているが春の到来と共に多くの国民にも、多くの事が問われる。難しい事には関心すら持たず、興味本位、勝手な生き方しか出来ない庶民には厳しい春になるだろう。

景気の回復には個人消費の盛り上がりが必要と言われて久しい。しかし、この国の経済の稼ぎ頭は輸出企業である事に変わりはない。円高デメリットでその影響が大きくなった時、この国は何処にその活路を見出すのだろう?

その事が問われている。地方自治の活力が求められて久しいのに、国の財政の立て直しが求めれれて久しいのに、税金の無駄使い、垂れ流し、しか考えられないのだろうか?綺麗事でなく国と地方のリーダーに求められている事は「経済的な活力」だろう。

何時までも人の褌(ふんどし)人の懐(ふところ)に頼って生活をしていると、アメリカの轍(鉄)を踏むだろう。既にアメリカ無しの国防、政治、経済は成り立たないのかもしれない。しかしその情けない現実も何時までも続く保証はない。アメリカの経済破綻はしばらく続く。

アメリカの成功は日本の経済成長の軌跡を学習していると言われて久しい。「ジャパン、アズ、ナンバーワン」になった大きな要因は徹底的な分析と研究だったのかもしれない。同様な歴史がゼロ戦の戦いにもある。

太平洋戦争の戦いは言うまでもなくアメリカとの戦いであり、軍事的にも経済的にもアメリカとの戦いは無謀であった。その無謀の戦いを迫られた帝国海軍は、戦いの寸前迄反対だった。「戦う前に負ける」戦いを回避出来なかった理由は精神論。やってみないと分からない戦いの始めはゼロ戦の勝利だった。

戦いの華々しさとは逆に戦果の反転まで長くの時は掛からなかった。アメリカの賢さは戦いの度に負けるゼロ戦の徹底分析だったと言われている。向かう処敵無しの戦闘機にも必ず弱点はある。その分析に狂いはなかった。どんなに攻撃能力が強くてもパイロットの防御に弱い機材の軽さと薄さを見逃す事はなかった。戦闘機の生産能力は工業力の差、貴重なパイロットが失われたミッドウエイの戦いの後、惨めな戦いの連続だった。

今日、正確にいえば昨年の夏、アメリカの金融経済の活力に陰りが見えたのは、皮肉にもこの国がバブル経済の破たんを経験してから20年後だった。実態以上の思惑に成功体験を重ねたこの国とアメリカの思い上がり。それでも多くのエコノミストとリーダー達は破たんの時を知る術さえ持ち合わせていなかった。

アメリカの事は分からない。この国のこれからも何も変わらないと思う事は変えなければならない。大きな変わり目の中でわずかな変化を読み取る術は簡単ではない。今まで気づく事無く見逃してきた多くのシグナルに何を感じるだろう。これから多くの人に問われている。

仕事の方はもうすぐ4ヵ月。それでもまだまだ学ぶ事は多く、一時たりとも油断大敵。不用意な言葉と態度はこれまでの努力を水泡と為す。言霊は宗教の世界だけでなく弱者にとって最大の鉾(ほこ)である。「言葉に気を付けろ」どれだけ言われた事だろう。心して成長しなければならない。この仕事を極める事の難しさはまだ始まったばかりです。

今年は花粉の被害が大きい。親父は幸いな事に平気です。今年の春のワルツは如何でしょう? しかし、一人になって生きる術さえ失っていた頃の事を考えると、今は幸せかもしれない。その実感は今一だけど人とのつながりの中で噛みしめたい。

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