メディア王の情報操作
今度の連立騒動は一件落着と思いきやそうでもないらしい。本当は7月の参院選挙の国民の審判を受け止めて、国民の為の政治をやらなければならないのに、そうでもない。何でだろう。テロ対策新法の為に政府与党は、国会を延長して法案の成立を目指すとしている。
先日の小沢留任会見で政党の感覚と一般国民の感覚はズレていると批判されていた。しかし、国会の政治家の感覚もおかしくないか?こんな事で良いんですか?今、国会に求められている事は来年度予算の審議でしょう。無駄使い、公務員改革、官から民と言われてもどれだけ出来るのか?独立行政法人がどれだけ税金無駄使いしているのか?
もっとはっきり言えば国の財政赤字は800兆に為らんとしている。この財政赤字をこのままではもっと多くなり少しでも早く、税金(消費税)を上げなければならない。間違いなくこのままでは財政破綻になるから、財務省は累計赤字の棚上げ、これ以上の増加は何としてもストップかけようとしている。しかし、財務省は役所で決定機関ではない。政府が年間の予算で決めなければならない。来年度どれだけの改善をするのか、明確にされているのだろうか?
こんな事がつづくだろうが、株式市場では株価が下がっている。アメリカの株価が下がり、円高基調が原因とか。この国の金利政策が外国と桁外れに低く、長い間、円安が続いていた。この政策は間違いないと信じられていたが親父は、一時的には止む追えないとしても、国内の経済だけで外国の経済が回るのではない。日本の経済力はどう考えてみても円がこのレベルではないだろう。円安が続けばどんなに輸出企業の利益が出ても、この国の経済に与える影響は少なくない。ガソリンのむちゃくちゃな値上げの一因も此処にある。
ガソリンの大幅な値上げはこれから迎える寒い冬、灯油の値段にどう影響をあたえるのだろう?余計な御世話だがこれから物価に与える影響を、政府はどう考えているのだろう。株価もそんな政府の無策を見越して居るのか?それはないだろう。株価は投資家が決めればいい。
円の価格も今は政府の出る幕は無い。市場の力が強く介入の意味が無いとか言われている。それでも国の外貨準備高は9600億ドル。信じられない。およそ100兆円。これだけの大金は国庫に眠らせて国の財政赤字ばかり強調する財務省は、どんな官庁なのか?
日本と同じように外貨準備高が多い中国は、この大金を政府のファンドとして流用を検討中と報じられている。アメリカが世界の警察官だけでなく富の支配者として、何時までもは君臨出来ない。日本の財政を任されている役所と大臣は、もっと学習しなければならない。言われるまでもない。そうです。言われるまでもなく国の財政レベルを高めて下さい。
国の財政の見直しの余地は多い。これが民意です。国際貢献で国の役割を説くのは大事だが、それ以上に今やるべき事は多い事に気付かなければならない。防衛省元次官守屋接待疑惑の民間人宮崎専務が逮捕された。今更、何で公表され国会証人にされたのか分らなかったが報道によれば独立した元会社山田洋行から、横領で告訴されたのが発端とか。寄ってたかって疑惑の真相を追及されたあの証人喚問は一体何だったのだろう。
親父のつぶやきがボヤキになり、何かが少しでも変われば良いと思っているが、甘いな。
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