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2007年11月 1日 (木)

大いなる野望、大いなる欲望

長い間、頭の片隅からも無くなっていた言葉を最近、何故か頭をかすめる。何気ない言葉であり最近夢を語る友も居なくなり、欲望のみが独り歩きし野望が全くなくなっている。今更、野望すらなくても当たり前だが、夢を語るだけでなく失いつつある自分に晩秋が重なり、失業の日々が重い。それでも想いは何も変わる事は無い。

考えてみると親父の野望は在ったのだろうか?18の時故郷を後にして己の可能性をどれだけ広げられるか考えたのは一時、その後何も考えずただただ全力投球だけだった。もっと賢くもっと近未来の到達目標を明確にしていたら、今の自分は無かっただろう。

それでも多くの壁に頭と体をぶつけながら今の自分がある。過去の思いは無念でも未来の姿は設計図に描く事が出来るかも知れない。これは親父だけでなく全ての個人と組織、国家も同じであろう。今、多くの事が問われている。国際競争力のランキング8位?それが如何したの?この国の財政体質は外国に言われるほど悪いのは改善の努力を役所がしないからです。この国の役人には何かを変える資質に欠けるのでしょう。

東京証券取引でライブドアー事件を超える不正取引が発覚しているが、何故か司法の介入がない。損失金額だけでなく株取引の素人が詐欺同然の損失をしても、自己責任しか無いのだろうか?親父が息子と議論する時、この国の株式市場は素人が参加できるか否かで意見が分かれる。株価の不正操作は株価の異常な値動きで何故、確認できないのか?それがアメリカの監視体制に比べて、この国はあまりに低い。金の無い親父は関係無いが美味い話には気を付けて下さい。

この前のブログにも書いたがマスコミの情報伝達はおかしくない?息子から親父の考えはマスコミの洗脳されていると言われたが、他に知る術が無ければそれも有りかもしれない。親父の大いなる野望は多くの事をもっと知り、それを自分の為に生かす事です。

おかしいと笑われても真剣です。今、多くの事がもっともらしく語られているが人の所為にせず、これこそ自己責任で判断出来るでしょう。取引の信頼性がどんなに問われても借名取引がネット取引の現場では100%排除は出来ない。OHTの株式操作の責任者は弁護士で、とても証券会社では勝負できなかったのかもしれない?そんなアホな。コメンテーターがもっともらしく複雑な取引のすべての監視は出来ないと言っているが、そうなの?ちゃうだろう。

今、何となく聞き流している事の多くは、潜在意識となり間違いの判断が蓄積され息子に笑われているのかもしれない。まあ、歳をとれば馬鹿になる。若い頃馬鹿になれと言われてその意味が分らなかったが、今更馬鹿になっても世渡りがうまくくはなれません。

今日から11月です。風邪引かないで頑張ろう。文芸春秋12月号発売日楽しみです。

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