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2007年9月

2007年9月29日 (土)

すずしくなったね

体調は今一。昨夜、10時過ぎ、横になり寝ていたら電話。金曜日、仕事帰りの息子から。体調を心配していた。昨日、住民検診に行ったのでその報告をする。血圧高く上が160下が100.糖が出てて中性脂肪が600.おいおい病人。検査結果を待つまでもなく要検診。ふらつきの要因は頭の検査が必要で脳神経外科を紹介される。紹介状は要らないから電話予約で0Kとか。掛かりつけの内科医も愛想なく、遠くまで自転車で出かけた甲斐はなし。これからは我が儘が効く近くの内科を探そう。歳を取るとそれが何より。医者もサービス精神が無いとこれからは成り立たないと思うがこの医者は何時でも多い。何でだろう?

良く観察してみると交通整理が出来ていない。患者が待つの当然と考えているのだろう。少ないベンチが満杯になり廊下に人が溢れても事務員は見ていない。これからはこんな医院には近くの年寄しか来ないだろう。それでも中には若い奥さんもいる。近くに内科はないのか?この町の住民検診の医療機関が72.それでも内科は足りないのだろうか?大病でもしたら本当に医療機関は限られ、しかも患者に選択の自由は更に厳しい。

健康で文化的な生活をしていると全く関係ないが自分の体の異変に気付いた時、力になってくれる医者は少ない。今、地方の医者不足が問題になっているが、言うまでもなく1人前の医者になるまで多くの金と年月と経験、学習が必要になる。その医者が大変な苦労をしている事を多くの人は知らず、同じ苦労をするなら楽して高い報酬を手にしたいと思うのが当り前だろう。地域の医療を真剣に考え自分の体の事に気にを使うなら、考えを変えなければならない。自分の掛かりつけの先生を大事にして下さい。それをしていないとたらい回しに合うよ。

親父の眼が健康なのは近くの女医さんのお陰。歯医者は金儲けで無い先生に巡り合う。整形外科の先生は良心的、来週の脳神経外科の先生はどうだろう?偉そうに言われそう。歳を重ねると段々ガタが来る。何時までも若くはない。歳を重ねて若さをどんなに求めても不老長寿の薬はなく何時かは朽ち果てる。その時までどう生きるかが問われている。

これからの社会の中で高齢者の割合が多くなる。その年寄りが社会の中でどう生きるかが問われる。世代交代が現実の流れであるのに政治と経済、官僚の世界では逆戻り。その内閣の支持率は55%を超えるとか?まだ何もしていない新総理も年寄りだけでなく若者の支持も高い。この国の人達は外国の親日派には理解できないだろう。あまりに不見識、あまりに無責任、あまりに自己の世界が狭く国家意識に欠ける。自分だけ良ければ好いのだろう。

昨夜も朝まで生テレビで政治討論やっていた。もっと早い時間に政治討論出来ないのか?やったとしても見る人は少ないのだろうが、興味本位の視聴率稼ぎの馬鹿番組を見ているこの国では、本当の国民主権は無く弱者の再生は無いのかもしれない。それでも国会が始まると少しづつこの国の在るべき姿が見えて来るよ。関係無いと思ってもそうはイカンかも。

問題の解決を図るため何かを求められた時、この国のリーダーに何が出来るか問われている。新内閣は親父的には選挙意識オールキャストだと思う。今の政府与党にはもっと多くの人材があると思うが出る幕が無いのだろう。これで勝てると思っているのではない。他に選択の余地が無いのだろう。福田政権の人気は何かの改善を感じさせるのではなく、これ以上の混乱が無い安心感かも。甘い。現状は問題の先送りが出来ない難問が山積している。その厳しい現実に眼を向けないで何をしょうとするのだろう?それだけこの国には小金持ちが多いのだろうか?それでも地球は丸い。ガリレオの言葉を忘れているよ。

こうしてブログは書けるけど頭は重い。それでもうれしい事に痛みはなく心地よい疲れ。横になると一服したくなる。こんな時の煙草の一ふかしは何とも言えなかった。あの気持ち分らないだろう。それでも禁煙して4年以上。健康の事考えると喫煙今もしていたらアウトだっただろう。

禁煙できない人の気持ちは分かるけれど、肺の写真と血圧の影響、心臓の負荷を知れば必ず禁煙できる。出来無い人は健康の有難味が感じられないか、病気の不安のない人だろう。頭が重くなる。今日はこれ位にして休養です。

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2007年9月26日 (水)

明日香の石舞台

明日香に行ったのは子供達が小学校の低学年の頃、あの時は浜松天竜川の近く,竜洋に住んでいたので奈良への道は近くではなかった。それでも奈良まで車で来たのはどんな思いだったのだろうか?秋の時ではなく初冬に近い11月の連休の頃だった気がする。

明日香の道は不案内だったが、地図で方向だけ確認しながら辿り着いた気がする。目的地は石舞台。飛鳥の昔、これだけの大石を積み上げた先人の知恵に感銘を受ける。そこには当然、大陸の技術があったのだろう。それを考えていた。

心配だったふらつきの原因は分からない。とりあえず痺れ改善の薬を医者と相談して止める。この薬は血管を広げる効能があるけど、今回のふらつきに一因かもしれない。今月は住民健康診査の月でもあり、掛かりつけの内科で診て貰う。血圧は180.高い。

人間の体は不死身ではなく、何時かは衰える。それでも自分に出来る事は健康管理。これからの社会、医療費が家計と国家の財政を圧迫する。それよりも身内の病気は看病が大変.今、国は医療費の削減を考えているが無駄とは何か、考えてみろ。

今度の内閣でも構造改革を唱えている。政府、与党が経済の関わりを強めれば失敗する事を何時になったら学習できるのだろう?この国の経済成長の礎は国家の計にあったのは否定できないが、今、求められている事は現状の改革。今、どれだけ無駄をなくしたのか?

今度の内閣は経済の大綱計画は今迄の路線と変わらず、テロ対策法案の成立に全力を挙げようとするが日程的に厳しく、仕切り直しとなる。問題は11月だろう。テロ対策新法がどうなるか?それまでに間違いなく内閣の信頼が問われた時、持ち応えられだろうか?それが問われている。

この9月の空白の重みを今、誰も知らない。季節は涼しくなるけれど政局は熱くなる。失策が許せぬ仕事は難しい。この閣僚にそれが出来るとは思えない。関係無いけどね

兄貴から体調見舞いのメールあり。親父は不死身です。今の処。それでも体調は今一。飯は食えるし眠れるし大丈夫です。母さん言ってたなあ。「大丈夫」 ちっとも大丈夫ではなかったけれど・・・親父も一人になってもうすぐ12年。 感慨無量です。

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2007年9月25日 (火)

突然のめまい、体調不良

久々のお湿りで秋の先駆けにニンマリしていたら、予期せぬめまいに不安な思いが重なる。思い起こせば3年前、甲子園のスーパーで駐車場の警備をしていた時、同じ事があった。地震と重なり、地面が揺らいでいた。あの時と同じ感覚で近くのスーパーまで歩いてみると、ムカツキが出る。真っすぐ歩けるが店内で立ち止まるとふらつきがある。やばい。

夕食材の買い物も買い置きがあるのに気づきカステラの5切れとナシ2個にする。帰りは倒れないよう(マジで)気をつけ、ゆっくり歩く。小雨はまだ降っていた。家に帰りカステラと梨食ったら眠くなり小一時間仰向けで寝ていた。10時前、プロ野球ニュースで正気に戻る。

この頃此方からの電話が多くなった二男に電話して体調の不調を告げる。それでもこの親父、自分で自分の体調の解説をしていた。お前医者か?いいえ自分の体は自分で知っているだけです。自分で気を付けて自己管理出来なければイカン。いずれ、アカンだろう。

ひとしきり、相変わらずの減らず愚痴をこぼすと腹が減ってきた。近くのコンビニに出掛ける。飯はあったので漬物を買いたかったが陳列棚に商品が少ない。ちょうど時間的に入れ替えの時。仕方なくもう一度、スーパーまで足を延ばす。初めは気付かなかったが閉店間際。奮発して山形の赤カブらと紀州南高梅ハチミツ味を買う。かぶらも梅も国産は高い。

親父の年代は病気か風邪でも引かないと高いものより安いものしか手にしない。それでも食の安全と美味しさを考えるとこれからは原産地の分らない物は買わなくなるだろう。体調が良くないと言いながら食欲があれば大丈夫でしょう。今日、医療保険入れるだろうか?

赤カブらは完食したし、南高梅ぼしも殻を噛み割りながら200gが残り少ないし心配ない。

話は変わるがと言うより,今日の言いたかった事は来年の年賀はがき55円の5円、カーボン、オフセットに使われるとか。温暖化対策と言われても何の力にもなれないが、これならクールビズより実効的だろう。カーボン、オフセットなんて難しい言葉を使わず、あなたも出来る温暖化対策だろう。これ、誰が考えたのだろう?でも5円の寄付分減らないの?

南高梅、しゃぶっていたら残り少なくなったし、頭も疲れて来たので今日はこの辺で。

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2007年9月23日 (日)

ブログパーツ付けたよ

この頃ブログが長くなり、中身に面白みが無く自分でも反省しています。その反省を込めて下の方にギターのパーツをつけました。暇つぶしにマウス,弦の上で動かすとコードが鳴ります。でも作曲の為ではなく遊びです。ブログもちゃんと読んでね。これから秋の楽しみが始まります。

楽しみと言っても親父の楽しみは些細な事です。この国が良くなることです。この国が良くなる為には一人でも多くの人が生き生きと生きられる事でしょう。今一番考えなければいけない事は、この国を作ってきた官僚、政治家、学識経験者、組織、団体、経済界のリーダーの間違いを正さなければならない。今の政治は自民、公明ではもうつづけられない。

その受け皿は政治家が決めるのではない。この国の再建を何度も問われた時、残念ながら国民はそれどころでなく、生きる事が全てだった。幸いに今は豊かな社会になり多くの人が自由に意見が言える。今でも多くの人が限られた情報しか手にする事が出来ない。しかし参議院の与野党逆転の意味を私たちは未だ、本当には知らない。これからそれが少しずつ見えてくる。

マスコミが多くの事をどんなにもっともらしく口にしても、この国は何も変わらない。政治も経済もそして我々の暮らしも、一部の限られたコメンテーターと良識者が多くを語っても何も変わらない。この国がナザレを打ち大きく変わらなければ今日的多くの事が解決できない事を現認しなければならない。

そんな下手な演説しても聞く耳持たぬ輩は少なくない。それだけに今年の秋は親父の関心と学びの心は駆り立てられるだろう。「行く川の水の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。流れに浮かぶ泡(うたかた)はかつ消え、かつ結びて久しく留まりたる試しなし。人の世も又、かくの如し」。鴨、長明

風呂屋の親父が泣いている。セントラルペナントレース。上位3チーム接戦で一番有利になっていた阪神がゴール寸前で失速。打てない。先発が抑えられない。信じられない。これが真剣勝負か。関西のスポーツ新聞とファンの嘆きが最後のひと押しになるだろうか?

人間、万事、塞翁が馬。中国の格言。意味は良くないと思われた事が良い結果になる事もあり、落胆する事は無いと教えている。こんな言葉では慰めにならず優勝決定戦に賭けるしかないか?一寸先は闇は他人事ではない。他山の石に出来る人が賢者だろう。

今日、インターネット見ていたら高知で信じられない事件を眼にする。この国の警察は何をしているのだろう?これも例外だろうが深夜、ファミレスで注文が遅いと騒いだ客の言い分認め、店員と責任者を土下座させている。警察は110で出動し食器をたたき割った客を如何して連行せず、自宅まで送ってやるのか?何を考えているのだろう?

親父も仕事していた時、土下座の話を聞いたことがある。やって良い事と言ってよい事、人に誤りを求める時、立場を誤解して過激になる時があった。それでも常に考えなければならない事がある。それは立場が変わった時、同じ事が求められる。それに堪えられるか?

人は相手の痛みが分かる度量が無ければならない。前のブログにも書いたがガキの喧嘩だけでなく、大の大人まで歯止めが効かない。この世の中必ず立場が変わる。強者が弱者になった時、立場は変わる。その時何が出来るのか、それが問われる。

F-1 日本グランプリが今年は来週富士で行われる。世代交代、今年はどんな結果を残して行くのだろう。

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今年もあと14週 目標どうした?

今年もあと14週。日数では98日。今年の四分の三が過ぎる。後、四分の一です。昨日、おはぎを買い仏壇に上げました。来週の月曜日、秋分の日、田舎の墓参りもできず済みません。それでもみんな元気です。親父は今日、百均でハンドグリップ買いました。今更握力アップしても仕方ないが、左手の痺れ改善せず、これでも使えと見えざる暗示を受けたからです?

15kgバネ強度をカチカチしていると気分爽快。壮快。握ってストレス発散、手や指への刺激で脳の活性化や老化防止。握りやすいソフトグリップ。この文句が良い。そう言われると此の頃少しボケている。あとどれ位生きるにしてもムキムキの親父で居たい。この頃ほんまに口だけ。これではいかんと思っても努力もせず苦労も空回り。今年の残り14週の課題かな?

考えてみればこれからの親父達は,ゴキブリの様に逞しくなければいかん。現実、ご対面となると追い掛け回しているが、あの生命力の凄さ、ごきぶりホイホイの中でも失われてはいない。身動きもできず観念しても怨めしやの素振りもせずいとおしい。それでも暗がりの中で生きているからだろうか?明かりの中で動き回るとホントに早い。トビウオの様に飛べる。

ゴキブリの居ない生活は衛生的ですが、ゴキちゃんも身近に見るとすごいですよ。この部屋ももう少しきれいにしょう。出来るかな?やる時はやろう。今年の暮れには左手の痺れも改善すれば自慢できるかも知れない。もう一つの目標はステップアップです。何でも良いから頑張ろう。

今、福留さんのブロードキャスターで医師不足が報道されている。少子化対策なんとか担当大臣っていなかった?。この国の医療制度の改革はこの程度の事しかしていない。産科だけでなく何で町の開業医と市民病院、大学病院その他の役割分担を明確にしないのか?

小泉の構造改革、その政策を支持している人達はこの現実をどう見るのだろうか?医療の現場の問題はこれからの医療に大きな影となる。病人になる前に自分の体は自分で守れ、人間の体はゴキブリと同じです。踏みつぶされるまで全く健康です.ゴキブリには知恵が無いが人間にはあるだろう。他人事ではない生きる知恵に無関心ではならない。

この国の構造改革は必要です。それでも今、行われている構造改革は社会保障の改悪、歪めらてた税制、どうして国民の為のより良い改革は無いのか?考えてみょう。今、暇だからテレビ見る時間が多い。深夜番組がゴールデンタイムに放送されている。それでも何か事件が起きればコメンテーターがもっともらしき事を言っている。アホカ、お前たちにそれだけの資格が在りや?。この国にあなた達は何を求めてきたのか?

ワールドサテライト 経済番組で自民党の総裁候補に耳触りのよい問題を質問している。何か勘違いしてないか?TVの番組で何を議論しても何も変わらない。国会で議論する事を何をもっともらしい顔して言っているんだろう。来週からのやっと始まる国会で討議される。

構造改革を口にしながらこの国の構造を変えるには容易でない。利害の違いを超えて何かを変える時、今の惨憺たる医療現場、格差社会、行政の無駄、公務員の天下り、税の不公正、福祉の切り捨て、少子化、高齢化、地方分権等弱者切り捨てだけは止めて下さい。そして訳の分からない何とか委員会、諮問委員会は止めて下さい。問題の先送り、ボカシ以外何物でもない。

それでも大きな変化は期待できない。所詮、尤もらしい事を云いながら痛みは弱者に押し付け、改革なんて出来ないだろう。親父達は長くは生きられない。と言いながらまだまだ元気だろう。政治家の年寄りも同じ。若い世代の代表もちっとも変わらない。それで良いのかよ?

良いんです。それでも季節は秋。今迄のくそ暑さから解放される。何事も何時かは変わる。変わりようもない困難な壁も何時かは破れる。何も変わらないこの国の政治と暮らしがおかしいのであり嘆く事は何もない。来週からの政界と経済界は大きな流れの中で動き出すだろう。安倍前総理の怨念はそれほどに大きい。

困難な日々のなかで手にする糧は予想以上に大きい。それでも同じ困難な道は平坦ではない。乗り切るためには情報も必要です。温暖化対策を口にしながらF-1は終わらない。アロンソはチャンピオンに成れるのか?ハミルトンに勝ってチームを去るのか?

巨人は最後の最後で野間口が完投した。まだ若いのに謙虚さとど根性に欠け2軍で苦労した。自業自得。鼻っ柱がどんなに強くても弱ければ交代。それがプロ野球。政治の世界。会社でも同じだろう。どんなにでかい顔しても実績が無ければ支持が無ければ交代です。野間口の真価は阪神、中日を完封して認められる。勝負の世界は本当に厳しいです。

人の事なんだかんだ言いながら、親父は逞しく生きています。

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2007年9月19日 (水)

教育とは?生きるとは?

教育再生会議で教育の在り方を問われるまでもなく、子供たちは何の為に学び、親は何の為に学ばせるのか、今一度、考える必要がある。岐阜の揖斐川上流、久世の旅籠で特攻で戦死した人の手紙を見たことがある。父母に感謝の言葉と弟に教育のお願いがあった。

あの時の死に行く思いの中に教育の大事さを父母に言い残した英霊は、今日の平和と豊かさ、そして義務の重さを感じていないガキ共と無責任な親たちをどんな思いで見ているだろう。家庭で子供の躾すら出来ない親に、学校は何を教えれるのだろう。学校に出来る事は明るく、楽しく、学び、育つ事だろう。友達と仲良く、先生を敬い規律を守る。それが学校だろう。何で学校で弱い者をいじめ、自殺まで追い込むのか?教育の現場で何が出来て何が出来ないのか?管理者の責任は重い。教育委員会の在りかたも問われている。

今、国も親たちも教育関係者も先生たちまでもが、勘違いしている、教育の再生を何故、国がやろうとするのか分からない。問題の原因は行政に在り本当に教育の再生を為さんと思うなら隗から始めよ。いじめ、登校拒否、学力低下、教員の資質低下、その当事者の責任を問わずして何をどう変えるのか、そんな問題ではないだろう。

一番の問題は自らを変えないで何を変えるのか?文部科学省が今日的課題に現場を教育委員会に任せて奇麗事を並べても問題の解決は無い。親父の子育ては終わりこれからは迷惑かけない生き方をしなければならない。それでもこれから教育に関わる人には役に立てる。これからそんな生き方もしなければならない。

教育水準は高くても学力が高いとは言えない。学力に差があるのは当然であり運動力の差も同じである。勉強が出来なくても生きて行く術を知れば良い。マラソンで一番は一人、完走すら出来ない人も少なくない。偉そうにしている大人でも同じ生き方をしている。一番は一人で多くが負け犬、それなのにかっこつけているだけである。真の勝ち犬は無言である。

特攻とは何かもう知らない世代が多くなる。太平洋戦争末期、沖縄近海のアメリカ戦艦攻撃の為、航空機に爆弾と片道の燃料で少年飛行士に突入を参謀本部が命じた攻撃。国を守るとはこんな事でいいのか?どうしてこんな事になったのか?こんな負け戦をしない国になってほしい思った少年兵の思いを忘れてはいけない。でも殆どの人がそんな事は知らない。

教育の重みは本当に大きい。何を学び、何を生かすのか?本人次第であるが親と友達の影響も少なくない。親以上に繋がりが深まる中高生になっていじめや無視されれば如何すればいいのか、親も教師も知る術もなく当然力になれない。どうすればいいのか?その改善の方法も知らず親であり教師でもある。そんな時当事者は如何するのだろう?

今、賢い親と教育者は問題が表面化して行動しても手遅れであることを知らねばならない。自分には関係ないと思われる事が本当にそうなのか考えてみる必要がある。子供達は親と教育者の反面教師です。どこまで許されるのか、手探りで生きているのです。

些細な事でも、許せる事と許せない事を明確にする事。やってはならない事は見逃してはならない。今の時代、みんな忙しい。見逃す事もある。だから難しい。それでも傍観者にはなってはならない。この世の中、子に恥じない生き方をしましょう。

平和で豊かな社会も意外にもろい。警察官が不正をしても珍しくない。警察の親を要らないと言って寝ている処を斧で撲殺される。昔はこんな事は無かった。警察官が愛人?をピストルで撃つ。この警察署責任者はどんな処分されても銃殺以上の屈辱は無いだろう。

これは例外です。それでも国家、警察、社会組織に歪みは出ている。教育現場も同様。これから先生になる人は命がけだろう。傍観者になれない。当事者として生徒、保護者に向き合わなければならない。それだけの決意があるのだろうか?今のガキどもは本当に賢い。

親父は頑固だった。それでもゲンコツは息子達だけだった。子供達に真剣に向き合うなら体罰も止むを得ないが、今はそれも出来ない。言葉で分からない子供達に言って聞かせる事は難しい。言葉で分からせられない時、どうするのだろう?言葉に無い力、それは愛情ではない。言葉に変わる力は厳しさだろう。体育会系の力が要る。これが現実です。

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山が呼んでいる

昨日は敬老の日。敬老とは今の世の中で一番なじみのない言葉だと思う。国会は開会中だと言うのに、問題は山積しているのに、年寄りは見捨てられている。いいえ、年寄りだけでなく若者も、働き盛りも、団塊の世代もこの国のリーダーから見捨てられ、国会が始まれば訳の分らぬ事で、問題が先送りされる。国会は主権者に委託された代表によるこの国の議決機関だと言うのに何をしているのだろう。あまりにひどい。あまりに無責任。あまりに厚顔無恥。

小泉改革は一体何だったのだろう?自民党ぶっ壊し?構造改革?官から民へ?あの小泉劇場のパーフォーマンスに誤魔化された都会の有権者は、今でもあの時の選択の間違いに気付かないのだろうか?この国は政治は二流と言われて久しいが、国民の政治意識が問われている。今更テロとの戦いはないだろう。テロの温床がない社会は無理だとしても少なくするには何が出来るか問われている。政治とはそんなもんだろう。

二男とこの頃、政治と経済の話をすると言い合いになる。議論はかみ合わず仲の好い絆迄この頃はずたずたにされている。息子は親父の戯言にいい加減うんざりだろう。それでも来年になれば決着だろう。来年まで今の体たらくは続かないかもしれない。

それでも、偉そうな事言っても健康第一、これからの高齢化社会、病気になれば大変です。医療費の削減を口にしながら、結局は負担ばかり押し付けて何の改革も無い。今大病をすると本当に大変です。お金があれば命は買える。これは良くない冗句ですがある意味、笑えない。お金が無ければ体に気を付けて、良い掛かりつけの開業医と仲良くしてください。

昨日、歯の詰め物が取れた。偶然ではなく必然、爪楊枝でシイハシイハしながらほじくっていたら取れた。と言うより取ったのだろう。その詰め物を持って行き又、詰めなおした。この歯医者さん、本当に有難い。親父の歯も奥歯はブリッジ、それが外れた時もつけ直して呉れた。次は入れ歯ですよと言われながら長くは持たない事を分かりやすく説明してくれた。

この歳になるとあっちこっちガタが来る。それと仲良くしながら少しでも長持ちさせなければならない。左手中指の痺れも薬飲んでも芳しくない。それでもこれ以上悪くならない事を願うしかない。たかが痺れ、されど痺れ。薬だけでなく自分でマッサージもしている。

大阪は未だ暑い。阪神タイガース優勝の熱き応援もあるが今年はまだ何が起きるか分からない。殆どの人が知らないアメリカの景気。そんなこと関係ないと言うかもしれないが、今この国は日米安保体制以上にアメリカと経済のつながりが大きい。そのアメリカが危ない。

アメリカは軍事大国。陸海空軍の軍事力は世界を圧倒する。経済力も同様。それだけに同盟国への影響は半端ではない。アメリカがイラクの戦いで多額の軍事作戦が出来るのも、この経済力が支えている。しかし、何時までも繁栄が続く保証はない。躓きが起きた時、この国に与える影響は計り知れない。

まあ、そうはいっても10月には引きずらないだろう。とは言っても楽観できるデータは何もない。情報が少ない。国の情報は国の都合で加工され都合の良い情報すら流れない。否、本当の情報は一部の人しか知らないのかもしれない。その大切な情報は生かされているのだろうか?それにしてもこの国の貿易収支の黒字はどれだけ、国内に還元されているのだろう?

久しぶりに近くの山に登る。暑いのでさぼっていたが体が催促する。腰が痛い。もっと歩けと言われている。山に行くには片道40分。街中を歩くので残暑の厳しい今、しんどいので避けていた。久しぶりに歩いてみると汗まみれ。それでも気持ちが良い。久しぶりに歩くと街中にも変化があるが、山中は違う空気の流れがある。歩きながら息子と歩いた西表島の山道を思い出す。今、台風が直撃しているのでマリウドの滝も濁流だろう。カラスと会話した河原もほとんどが水没だろう。

山からの帰り道もバスに乗らなかった。さすがに疲れたが心地の良い汗がかけた。駅前のスーパーで買い物する前にコンビニでパンとサイダーを買い、公園のベンチで一服。何時もは空いているベンチも満席、それでも二人掛の片側にちゃっかり座りアンパンを食らう。

今夜の夕食はレトルトのハヤシライス。カレーもいいけどハヤシもね。たまには良いよ。レトルトでも充分です。食いもんにうるさい親父が言うのだから間違いない。カレーはらっきょ ハヤシはキムチ。これが結構いけます。、お粗末でした。体、気を付けて。

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2007年9月15日 (土)

景気の現状

定年前、8年でまさか仕事をリタイヤするとは夢にも思わず、そしてあれから11年の時が流れた。一言で言うには余りにむげねえ。(田舎の方言・・可哀想に言葉も無い)

あの時から全てが変わり、今こうしてブログが書ける自分がある意味別人かも知れない。人は川の流れに似て日々の生活に流されているが、何時でも何処でも同じではない。源流の処知らず、行く末も分らず流れに身を任せ、それでもあくせくしながら流れている。

しばらくブログ書かなかったのは忙しかったためです。30年ぶりに10年以上合っていなかった仕事仲間にあう為に山崎に行きました。山崎は新婚時代に過ごした所。阪急の駅は大山崎。会社は水無瀬に在り隣の駅。自転車で通勤の時もあったが電車が多かった。

待ち合わせの時を待つ時間、駅前の神社境内でぼんやりしていた。山崎に住んでた頃、この寺の前は数知れず自転車で通ったが、神社の中は初めてだった。母さんはどうだったのだろう?話に聞いたことはなかったが大山崎の駅前のケーキ屋さんあったよ。

待ち合わせの彼は44歳になっていた。剣道の有段者の面影は既に無く貫禄は付いていた。やあやあの挨拶もそこそこに駅前の宿に荷を置き、梅田に出る。彼は四国からの仕事の帰りで安倍総理退陣の速報は知らなかった。

阪急で大阪梅田までの時間、リタイヤした会社の人事の話題で尽きない。彼はどうしてる?組織は?仕事と解決のアプーローチ?関係ない話なのに10年以上前の事、少しも忘れてはいない。成熟の時を超えて衰退の坂道を超えない事を祈る。この国の経済が製造業が変化している事を教えられる。

梅田の地下街、飲食店にも変化は出ていた。30年来の店も特徴が失せ味も落ちていた。安くておいしいトンカツの味が無くなれば、一見の客しか来なくなる。特徴を出すのは本当に難しい。店に足を運ぶ客は何を求めているのか、それを知らなくなった時、経営は終わる。

新婚時代に母さんが美味いと言った味、息子が感激してくれたトンカツの味が無くなれば商売繁盛はない。今、消費者の財布は軽い。本当に買い物してくれる客は現金で無くカード。お金に心配ない買い物客でも、不味い物には2度と見向きはしない。今、デジカメが何故売れるのか?綺麗で美しく簡単に安く手に出来るからだろう。

今、多くの国民が政府に景気対策を求めている。政府に出来る景気対策とは税金の節約で無く無駄使い、ばらまきでしかない。国家予算の約半分が国債費(債務)でこの国の債務が国家予算の10年分になったのは全て国民のせいではないが、この付けは次世代に追わせるだけでは駄目だろう。今こそ、声を大にして無駄金、無駄な行政、無駄な政策を変えなければいけない。

今度の自民党総裁は誰であっても今の政権は長くは続かない。この国も戦後62年にしてやっと大きな節目を迎えている。親父達が出来なかった政権交代、豊かな生活、公務員の思い上がり、政治と金の絡み、権力の暴走、平和と公正な社会、多くの事が問い直されている。

自民党総裁は誰がなっても長く続かないと言っても、福田さんになるとどうだろう?政策に民主小沢と大きな差が無い。テロ特措法が廃案になれば如何するのか?分らない。年金問題はどう対応するのか?民主党も攻めから守りに変われば意外にもろいかも?

安倍総理の退陣に息をついて居るのは誰だろう?アメリカは北朝鮮の核の廃棄の為にテロ国家の指定を外しても尚、この国の国際貢献を求めるのは何故だろう?これが外交だろうか?北の核保有はそれだけ大きな脅威だろう?これからこの国はこの国とどう向き合うのか?しかし、自然の摂理は容赦なく襲いかかる。災害の回復まま成らぬまま再び、台風が直撃している。この国の援助を期待せず、あの国は成り立つのだろうか?

国破れて山河あり、この国の62年前がそうだったのだろうが、あの時、この国は正に0からのスタートだったのだろう。今、再びの時かもしれないがそれにしても嬉々として靖国で晋ちゃんまんじゅう買っていたおばちゃん、これがこの国の現実かもしれない。

景気対策は期待せず、自分たちに何が出来るか考え行動するしかない。格差社会は良くないが製品、商品には格差が無ければ売れない。サービスでも同じだろう。人に何かを求めるだけでなく自分には何が出来るのか考え、行動するしかない。

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2007年9月 9日 (日)

天高く馬肥ゆる秋

競走馬、サラブレッドの秋の陣が始まる。3歳馬は菊花賞、秋華賞。古馬は天皇賞、ジャパンカップ。競馬知らない人でも馬券を買うと言われるG-1の戦い。今、競馬を知らない世代はない。それでも馬券で勝てる人は少ない。理由は言うまでもなくギャンブル。

競馬はロマンとか言われた時があったが金が絡んでそれは無い。同じ事がパチンコに言える。パチンコは娯楽で遊び、ギャンブルで無いと言われて久しい。しかし景品交換が金で行われれば立派なギャンブルでしょう。金融の市場、株式、投資の市場も同じかも知れない。

ギャンブルで勝てる人は情報分析の出来る人であり、負ける人は勝つ事しか知らない人と言われるが、そうかもしれない。でも確実に勝つにはパチンコでは出る台で打つ、競馬は勝馬投票券でなく当たり馬券を手にする人、株式,投機、金融で勝てる人は分からない。

パチンコで出る台は打ってみないと分からない。勝つ人は少ないお金で大当たりが引け、負ける人は大事なお金を大事にせず、大当たりを引くまでか財布が空になるまで席を立たない。これでは勝てる訳がない。負けても負けても金が続く限り止められない依存症となる。

この歳になって年金生活者になって思う事は、無駄な金を使わぬ事、。でも今、日本経済の本を読んでるがこの国の財政にも同じことが言える。この国の財政は深刻で危機的で在るにも拘らず、改善の兆しすらない。どうしてだろう?国民の多くは何も出来る術が無いからか? そうではない。この国の実態がこれから少しずつ明確になれば考えも変わるだろう。

昨日、懐かしい昔の後輩の話を聞く。今、国際的な品質基準の社内認証の仕事しているが活躍の様子何より。それでも親父的にはマニュアルを整備し、何時でも何処でも誰でも同じ品質を確保出来る制度?を昔から信じていない。会社の品質は従業員のスキルが決める。

従業員の能力、規範、向上心に差を付けてマニュアルを錦の御旗にしても、それを評価するのは外国だけ。国内の厳しい品質と価格、物ずくりの競争に勝つにはそれに見合う人材の育成しかない。この国のリーダーカンパニーの経営者は昔、現場の力を口にした。今は何を求めているのだろう? イノベーション、高付加価値、技術力、次世代の飯の種。これだ。

それでも新しい言葉を聞く。FSC・COC(森林資源保護、認証) 国際的品質基準は森林の保護にもあるべき姿を求めているのだろうか?この国の森林の保護、再生、活用は環境対策も含めて行政は何をどの様に進めているのだろう? 水資源、森資源開発は土木工事からの脱皮も求められている。

政府税調は消費税の値上げを検討していると言う。親父的にはこの国の財政危機を考えれば当然と思っていたが今は違う。この調査会、一体どんなメンバーが今まで何をしていたのか問われなければならない。国の財政が悪ければ税を上げる検討をする、もうそんな時代は終わりこれからは歳入の確保と歳出の切り詰めを検討しなければならない。

今の時代は一方的な情報社会から逆方向からの情報収集能力の時代になっている。どんなに都合の良い言葉を投げかけても安倍総理は退陣しかない。どうしてこんなに厳しくなったのか?それは参議院の変化だろう。来週からの国会で真価が問われるのは政治家だけでなく、すべての国民かも知れない。

安倍総理は今度の国会でテロ対策特措法の延長が否決され、インド洋で今行われているアメリカ艦船への自衛隊の補給が出来なくなれば、責任を取ると言明した。しかし、参議院で自民、公明の与党が過半数を失い、野党が認めない限りこの法案の延長はない。それよりも強い影響力をアメリカは持っていると勘違いしているのだろうか?いずれ分かる。

今の政治の流れは大きく変わりつつある。国内も国際的にも。この国にとってアメリカとの繋がりは言うまでもなく大きい。親父達が若い頃の目標はアメリカだった。安保条約には反対しても経済的には追いつけ、追い越せだった。あの頃の日米の経済力には今の金融以上の差があったと思う。輸入したアメリカの中古品が最新設備だったのだから。この国にない設備がアメリカではご用済みだったのだから。 その設備で7年以上飯が食えた。

でもこの国の凄さはアメリカから技術指導を受け、改良し逆輸出した。アメリカは軍事的にはこの国は同盟国だが、経済的にはライバルと思っているだろう。1989年バブルが弾け経済的にもアメリカは圧倒的な優位に立っているが、何時迄もは続かぬだろう。

アメリカもテロとの戦いの見直しが求められている。

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2007年9月 8日 (土)

台風一過 でもまだ暑い。

台風は伊豆の伊東に上陸。なつかしいな。伊東に行くなら**屋、**屋に決めた。昔のコマーシャル今でもやってるかな? 母さんと子供たちと泊まった稲取の北。名門ゴルフ場もこの近く。もう一度行ってみたいな伊豆の国。台風の被害無かったかな?

久しぶりに兄貴からメール。携帯のメールやり方面倒で返事も返さず失礼です。反対ならどうだろう? 怒り心頭鳴りやまずかな?そんな訳です。13日の焼肉楽しみにしてます。親父は今、勉強中です。今迄、生きる事に必死になり見失っていた国の在り方とか?

歳たけて、又越ゆべきと思いきや、命なりけり、小夜の中山。 西行  掛川にも9年近く行って無いけど先日、天竜浜名湖鉄道のTV見た。涙も流さずロケの景色見ていた。 みかん狩り、浜名湖の露天風呂、ウナギ養殖場。でもミカン餅は知らなかったが美味しそう。

ブログ長いと言われたので、今日はこれ位で止めます。

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2007年9月 6日 (木)

吹き飛ばす、石は浅間の、野分

「吹き飛ばす、石は浅間の、野分かな」 芭蕉。

野分。(のわき) のわけと思っていたが、辞書で引いてみるとのわきとか。但し、のわけとも言うとか。9月の今頃の野を分ける風、強風、暴風雨。今夜、東海、首都を直撃する台風を昔の人は野分の風と言い、恐れたのだろう。言葉から受ける印象とは大きく違う。

上記の俳句は初めて知ったがどんなに風が強くても、石が飛ぶかと思ったが、さすが芭蕉、良く見ている。自然の観察、洞察力。自然の力はとてつもなく大きい事をさりげなく、それでも風が石をも飛ばすエネルギーを表現している。石が飛ぶと言っても軽石だろうが・・・・。

今年の夏は暑かった。まだ、残暑が厳しいけれど、この台風が通過すれば涼しくなるかと思ったが、そうでもないらしい。まだ、まだ、残暑は厳しいとか。どないしょう。どうしょうもない。まな板の鯉、いずれ、切り刻まれる。後、一月もすればこの暑さも忘れているだろう。

今、難しい本を読んでいる。さっぱり分らない。もう一度、経済について勉強してみたいと思ったけれど、この本は学生のゼミナール用?経済分析手法をいまさら学ぶのはしんどい。それでも、どれだけの優れた指標を集めても、未来予測が難しいのは皮肉である。

皮肉と言えばどれだけ優れた学者、エコノミストでも利害に勝てない。もっともらしい経済分析、見通しをしても景気判断は後手になる。今、悪いと言っても何時まで続くのか断言するのは難しい。逆も同じだろう。政府に景気対策を求める人も考える必要がある。

日本経済は今、確実に「失われた10年」からの脱皮をしている。それはこの本を読みながら実感する。唯、問題はこの国の財政の赤字、900兆にならんとする借金は国債であり、それには当然、利子があり毎年の利払いがある。国の財政は完全に破たんしてもこの国は成り立つのか?誰も説明せず何とかなると思っているのだろう。

先日TV見ていて国民健康保険料払えない人が多いと報じていた。何を今更、マスコミは言っているのか?前年の収入200万以下でどれだけ払っているのか?小泉のおっさんの言った構造改革は本当にひどいけど全国保険団体連合会迄、反対している現実、これはひどい。

今日、医療保険の契約の準備をしたがこれからはこの国でも、金が無ければ医者にもかかれないのか?今、ニュースで医者不足が報道されているが、そのうち医療費が払えぬ患者が多くなるだろう。そんな国の医療、保険、福祉をどうするのか政府、官僚はこれから問われる。それでもこの国の行政組織は何も変わらず、改善の動きはないだろう。

若い頃、サミュエルソンの厚い本を読んだことがある。あの時もさっぱり分らなかった。今度はもう少し賢くなりたい。今更、賢くなっても仕方ないが今こそ国民無視の政策には声を大にして反対しなければならない。来週から国会も始まるし与野党の論議に注目出来る。

今、関西は阪神の勢いが強い。TVも新聞、観客、ファン一体となり熱烈応援だがデータ的には厳しい。残り試合が20を切り1.5ゲームの差は大きい。勢いが勝つか、見もの。

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2007年9月 4日 (火)

まだまだ、暑いな・・・

9月の4日、まだ暑い。夜になるとさすがに夜風は涼しいが、この時間、風はなく蒸し暑い。それでも後1月もすれば涼しくなるだろう。この頃、夜2時を過ぎて寝ているので朝が遅い。こんな生活していると、駄目だと思いながら昨日、又、本屋に行った。

梅田の本屋は行ったばかりで何も変わらず。それでも歩く距離は長く足腰が弱れば歩けない。親父が田舎から出てきて間もない頃、歩いた地下街は汚く暗くそれでも活気に溢れ、大阪の活力があった。あれから44年、汚さは無くなり明るく活力も変わらないが活気は無い。

それどれが目標があり、目的の為に行動しているだろうか?それでも例外もいる。人は様々です。阪神とJR大阪の間に在る地下街に全国のお土産店がある。段々、少なくなり今は半分以下になっているが、それでも足を止めている人がいる限り、商売として成り立つのだろう。何時まで続くだろう。

今回買った本は2007年度版「日本経済入門」。この本は前回手にして読んで見た物。22年前から毎年、多くの人に愛読されていると紹介されていたが、大学のテキストにもなっているのが、気に入らなかった。22年も前からこれだけの分析をされた本がどれだけ、役に立ったのか?それは読み手にもマスコミ(日本経済新聞)にもエコノミストにも問題があったのだろう。今、国の在り方について国内からだけでなくアメリカからも批判がある。

それでも、安倍総理の言う戦後レジームの脱却はこの国の多くの犠牲を理解していない。湾岸戦争の時、日本は武力貢献は出来なかったけれど世界のどの国にも負けない経済協力をしている。日米安保条約でこの国はアメリカの核の傘で守られていると言われる。それならば核を持たない国は、何で自国を守るのか?一方で核拡散防止を唱えながら。

この本は約2センチの厚みがあるが、予想外に親父の疑問に答えてくれる。大学の教授2名と日経のOB1名でどれだけこの国の経済分析してもそれは、それだけかもしれない。それでも3名とも親父の先輩。この国の経済政策は経済学者の警告をどれだけ聞こうとしているのか、本を読まないと分からない。

この本の感心するところは、図表索引と参考文献。これからどれだけ、自分のものに出来るか。本読むのは得意だからこの年でも努力すれば世の中が見えてくるかもしれない。この国がこれからも政治、経済で果たすべき責任は小さくない。それが理解できただけでもこの本を手にした甲斐があったと思う。

老いたるは子に従えと言われるが、子は歴史に学ばなければならない。歴史には今日があり未来に続く。未来を語る者、今日だけでなく過去を知れ。親父もこれからは今迄以上に柔軟に、大胆でありたい。これからは豊かさとは何かが問われる。

日本はもはや戦後ではないと言われて久しい。今は何と言われているのだろう?これからは間違いなく少子化、高齢化社会だろう。国の財政が悪くなる一方、人々の負担は増える。それは仕方ない事だと思っていたが、限られた情報の中で偏った判断はプラスにならない。

先日、経済ニュースでブラザ投資の伊東さんが注目すべき発言していた。株式市場も歴史に学ばなければならない。ブラックマンデーと言われても知らない世代が多くなった。あの時の暴落は前兆から40何日後だった。今回はその時が9月の11日。奇しくもテロとの戦いの日。しばらくはもみ合いを続けながら天高く馬肥ゆる秋となるのか?

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