親父の一日。
派遣会社の寮管理の仕事の契約が切れてから、5か月になる。何時までも年金生活ではまだ元気だし、ハローワークに何度か行ったが、この歳と経歴では歓迎されない。贅沢しなければ何とか生活できると思いながら仕事してないと、全く、不規則な生活になっている。
今年の夏は本当に暑く、仕事もしてないのにと思いながら毎日銭湯に行っていた。帰りにコンビニで、小豆のアイスとアイスまんじゅうのアイスクリーム買うのが習慣になっていた。まあささやかな贅沢と自分で納得していたが、秋の訪れと共に節約しなければならない。
昨日、こんな生活に喝入れるつもりで(朝も昼近くまで寝ているので)梅田の書店に行く。なんか関係ない気もするが掛川にいた頃、同じ思いで大阪まで来て専門書を買った事がある。あの時の思いとは全然違うが今の生活、何とかしたいと思う気持ちは変わってないかも。無駄なアガキをせずに在るがままに生きる歳になっても、全く進歩無しか?ああむげねえのう。(これは大分の方言でむげない、可哀想です。)
でも、何故か大阪北の梅田に出ると過ぎし若き頃、母さんと最後になった時を思い出す。悲しい事もあったけど、それだけでない多くの思い、多くの出来事の中に無為の時を重ねた日々への思いは喜怒哀楽の時を超えている。淡々として人ごみの中に凛としていた。
目的の書店は西梅田。阪急から阪神、JR大阪駅前の地下街歩いていると疲れる。最近、ウオーキングしてないからだろう。それでも若いころから歩いている地下街。迷うことない。久し振りに歩いて見ても何も変わる事ない。スタイルの好い若い子のヒップ見ていたら書店の入り口に向かう階段だった。
目的の本は決めてなかったが、勝手知ったるお店、迷うことも無い。何故か意気揚揚としていた。未だかわいい所、あります。本は中々、決まらず。それでも一人だし其れもまた良し。決めた本は「日本経済は本当に復活したのか」。少し、字が小さいが何とか読めそう。
本当は久しぶりにもっと勉強したかったのだけど、学生対象の入門書今更読んでもね。この国の政治経済がおかしいのは、その在り方をチェツクすべき専門家、学者、ジャアナリストに問題があると思う。時の政権と違う意見がなければ、健全な社会とは言えない。この国は共産主義でも全体主義でもない。国の在るべき姿は、今、問われている。
本の感想は、又書きます。帰りにカレー食ってアイスコーヒー飲んで帰りました。
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