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2007年8月 9日 (木)

伸び悩む景況感?

いつも見ている経済ニュースが景況感は良くないと伝えている。そうでしょう。収入が減り支出が増えれば懐具合はよくない。今、景気は好いと言われても多くの人の家計は火の車でしょう。如何にすれば豊かになれるか、真剣に考えて生活切り詰めても楽になれない。それなのに政府の景気判断は悪くない。何故だろう?見解の相違ではなく数字の見方が違うからだろう。構造改革が進まないと景気の改善は無いと言われて久しい。構造改革って何?

この訳の分らない言葉が独り歩きを始めて久しい。この国の経済構造の改革らしいが誰が何を何時までにどの様にするのか分からない。分らない事を分からないままに進めて経済の改革は出来たらしいが、景気は本当に良くなったのか?その答えが今出ている。この国の全体から見れば良い指標がどうして国民一人一人のレベルでは良くないのか?

今月末、内閣の改造が行われて閣僚が又、変わる。閣僚がどれだけ変わっても改革の進展に期待する人は少ない。それだけでなく庶民の生活は痛みばかり押し付けられているから、改革そのものが難しい。耳触りのよい言葉だけが強調され、流れを変える事が難しい。

この原因は何処に在るのか?それを理解しなければならない。リーダーたる者説明しなければならない。強い物がより強く、弱い物がより弱いのが市場原理。それだけでは国家は成り立たない事は自明の論理。公正で公明。弱い者いじめではアカン。

これからの生活の中で多くの人が情報の公開を求める。安全、安心、労働、福祉、生活、環境、税金、政治、経済、etc。今まで知らない事でごまかしていたことが出来なくなる。どんなに無駄、ムラ、無理をして成果を無視するだけでなくごまかして来たか思い知るだろう。

官僚、組織、お役所仕事の最大の欠陥は事なかれであり改革の形すら無視してきた。旧国鉄の民営化が評価されて久しいが国鉄の仕事のやり方は全て組織、組合員だけの問題だったのか?。JR西日本の事故の反省と改革に国土交通省は何をしたのか?なにも明確にされてない。小泉の改革はその程度の物だったのだろう。

今、暇に任せてテレビ見ていると気付く事がある。地方のニュースが見れない。チャンネル回しても芸能人(芸ナシ)の食い物、温泉、オチャラケ、見たくも無いドラマ。この国の地方知りたければ自分から出かけて、目ん玉に叩き込むしかない。これから自分の目で見ればこの国の地方が分かる。それでも飯食えるだろうか?無理でしょう。

マスコミも政府、与党、事件の犯人、災害のレポートをもっともらしくコメントしてもその程度の事しかしてない。同じ穴の狢(むじな)、狢って何? 辞書引いて下さい。 新聞の影響力は小さくなったがテレビはまだまだ、大きい。そのテレビがこの有様で良いのでしょうか?

良いんです。不満あれば見ないでください。

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