久々の山登り。帰りはフラフラ。
テレビ見ていたら上高地、河童橋の景色が出ていた。懐かしい風景。何も変わりない。でも変わっている。初めて見た上高地はアメリカNASAのアポロが月面に着陸したS44年。25歳の時、次は子供たちと見たS61年。42歳。ああ、何たる事か。老いたるこの無様。
気を取り直して久々に近くの山に出掛ける。最近、暑さを理由に歩いて居ない。山に入れば木陰となり涼しいが、街中から山までの2~3キロが暑い。それを口実にしていた。少し、日差しの和らいだ夕方、歩き出すと意外に秋の気配を感じる。山に近づくとセミのカップルが落ちていた。
登り始めて汗をかき始めるとブヨが眼の廻りを飛び回る。タオルで顔を叩いていると静けさの中に木漏れ日が淡々と延びている。黙々と歩きながら選挙結果を考えていた。アホ。他に考えることも無く大勝した民主代表の不機嫌な顔の意味を考えていた。
参議院の勢力図が一変したと言え、何が出来るかは未知数であり今度の選挙で問われた事も明確ではない。今、この国には多くの事を為す力がない。金も組織もない。借金は800兆円とか言われても無駄使いを垂れ流して、平然としている。構造改革どれだけしたの?
今度の国会で最低賃金、時給1千円とか言っているがそんな事は決められるわけない。この国の格差を問題にしてもこの国に生きる以上、認めるしかない。経済問題と政治、生活をごちゃまぜにしても何も変わらない。小沢代表の不機嫌はその事を教えている?
今、大切な事はオチャラケと食い物、旅、買い物番組に大口開けず少しはこの国の事をしっかり思うことであり、学習する事でしょう。目的の展望台で眼下の町並み見てたら気分悪くなる。余計な事考えたからで無く、唯、単に腹が減ったからでした。
帰りの道、ふらつきながらそれでも道、踏み外さぬように気を付けていた。
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