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2007年8月17日 (金)

暑い夏の夜の夢。

熱帯夜の日が続いている。暑い暑いと汗かきながら夜休む時は、ドキドキしている。胸のときめきは昔の話、今は何だろう? 生まれつきの不整脈も最近は気にならなかったのに、さすがの暑さが効いているのか?それもこれも連夜のサウナが効いているのだろう。サウナで汗を絞り出し、水風呂に潜り込めば気持ちは好いが心臓には負荷大きいのだろう。

しばらくは自戒しながら、爽やかな秋の時を迎えたい。暑い暑いと言っていても街中から少しだけ、足延ばせばそこには小さな秋がある。お盆の墓参りは出来なかったが赤トンボは間違いなくお墓の上を飛んでいるだろう。今年の夏は本当に暑い。環境対策はこれから都市と田舎を結ぶライフラインとなるだろう。それが出来なければ東京の一極集中も砂上の楼閣に過ぎなくなる。

今、まったく違う意味で熱い思いをしているのは甲子園だけで無い。おバカなTVは連日熱い戦いを伝えているが他にやる事はないのか?たかが高校野球、しばらく前まで野球しか出来ない特待生を、熱く伝えていたのは何だったのだろう。まあ、TVの役目はその程度か?

おバカな輩にも関係する円安、株安。この急落、予想したエコノミストは殆どない。民間のプロだけでなく政府関係者、財務の責任者は為す術もなく信用不安の手当をするしかなかった。それでもこの国の経済政策に予測機能はないのか?親父の感覚でも円の異常な値下がりは何時かは大きく反転すると思っていた。ガソリン価格の異常な高値、輸入価格の値上がり、それよりも行き過ぎた円安。どう考えてみても経済の実態からかけ離れた円のレートにブレーキをかけられなかった責任を問う声は全く無い。

この国に財政のかじ取りが財務の当局から、政治家に移って久しい。政治家は国家100年の体系とは言わなくても10年の責任は取らなくてはならない。バブル経済の責任を明確にすることなく、この国は10年の失われた時、アメリカの金融のパワーで何とか甦るが、政府は大手金融の再編の為に力を貸すだけだった。9月から郵政が民営化されても何も変わらない。それなのに「郵政の民営化が出来なくて構造改革は無い」と声高に叫んだ自民、公明。年金の問題より大きい国の赤字をどうするのか、今こそ、少しでも考える時かも?

今度の株安と円高の要因は、アメリカの信用力の弱い不動産の借り手が、ローンの返済に滞りが出て、その貸し手である不動産の会社の経営が、成り立たなくなったのが原因かと思いきやそれだけでは済まず、その不動産会社に投資しているファンドの数が分らず市場がパニックになり、貸した金の回収に走った結果だとか。訳分らんけど金の運用とか関係ないが一度失われた信用は2度と取り戻せない事と、そんなにおいしい話は何時までもない事を学習しなければならない。株の戻りは遠くないかもしれないが、円は投機の対象にしない方が良い。この国は円安では国民の生活が成り立たない。ガソリン価格、今ナンボ?アホカ

今、政治の在り方が問われているが、アメリカ並み財政、金融政策が問われて良い。この国の金利がなんでこんなに低いのか?小金持ちのお金が外国に出るのも当然だろう。この悪循環をそのままにしているこの国の財務と金融、あの訳のわからん大臣首だな。

これから政治も経済も国の形も大きく変わるだろう?変わらなければイカン。暑い、暑いと言っているとすぐ秋が来る。今年の秋は実りの秋となるかな?

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